こんにちわ。ティースタンド愛好家です。
この記事では台湾茶の四季春茶について解説していきます。
四季春茶とは?
四季春茶の歴史
四季春茶は台湾台北生まれのお茶になります。
台北の木柵地域で20世紀に発見されました。
比較的新しい品種ですが、台湾国内で親しまれているお茶です。
四季春茶のお味
四季春茶は青茶と呼ばれる半発酵茶の一種になります。
緑茶でもなく紅茶でなく、烏龍茶と同じの半発酵茶の一種です。
ただし、一般的な烏龍茶よりは発酵度は軽いのが特徴です。
お茶の色合いは緑茶に近い黄緑色です。
味わいは爽やかで透明感があり、ほのかな甘みを含んでいます。
緑茶のような飲みやすさと、烏龍茶特有の香ばしさを併せ持っています。
四季春茶の淹れ方
半発酵茶の四季春茶は90℃~100℃の熱湯で淹れるのが一般的です。
茶葉の状態にもよりますが、基本的に2gの茶葉に200ml~300mlのお湯を注ぎ、3分程しっかり蒸らすと美味しく飲むことができます。
四季春茶のカフェイン量
半発酵の四季春茶は青茶(烏龍茶)のカフェイン量に分類されます(ここでは発酵度の考慮は割愛します)
青茶のカフェイン量は、煎茶やほうじ茶と同水準のカフェイン量を含んでいます。
言い換えるとコーヒーの3分の1程度のカフェイン量です。
カフェインを摂取すると中枢神経を興奮させ覚醒作用が働きます。眠気防止や利尿作用、胃酸分泌促進効果もあります。詳しくはカフェインの作用についてお茶に含まれるカフェインの作用について「植物はなぜ薬を作るのか」(文春新書)を読んで勉強してみた。に記載してます。
四季春茶の読み方は
四季春茶はまだ日本での認知度も低いお茶なので、読み方に迷う方も多いと思います。
正しい読み方は、シキシュンチャなのかシキハルチャなのか、どっちで読むのでしょうか。
四季春茶を実際に販売しているサイトをチェックしてみます。
ルピシアは「シキシュンチャ」
ルピシアの名間四季春は「ミンジェンシキシュンチャ」と読んでます。
ローソンは「シキハルチャ」
ローソンのパッションフルーツ四季春茶は「パッションフルーツシキハルチャ」との表記です。
四季春茶の音読みと訓読み
『春』は(音読み)だとシュン、(訓読み)はハルになります。
分かれるのは『春』を音読みと訓読みのどちらで読むべきかという点になります。
『四季春茶』の熟語全体を見てみると、
四(音読み)→シ
季(音読み)→キ
春(音読み)→シュン/(訓読み)→ハル
茶(音読み)→チャ
となっています。
これをみると「シキシュンチャ」の方が全体が音読みなのでしっくりくるような気もします。
ただ読み方としては、どちらも正しく、現時点では正解はないのかなと思います。
自分はシキハルとシキシュン、どちらの響きも凄く好きなので、どっちを使おうか決められてないです。笑
四季春茶のティーバッグ
市販の四季春茶は、Amazon等のECサイトや、直輸入している台湾茶専門店などで購入することが可能です。
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